2009年1月27日火曜日

メロンとは

メロン(甜瓜、英名:Muskmelon、学名:Cucumis melo)は果実を食用にするウリ科の一年生草本植物。
原産地は北アフリカや中近東地方。紀元前2000年頃に栽培が始まり、通常Cucumis melo L.の西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に伝わった品種群を瓜(ウリ)と呼びます。日本のマクワウリなどもそのひとつです。また、古い時代に渡来して雑草化したものは「雑草メロン」と呼ばれ、西日本の島嶼部などに自生しています。
同属の有用植物としてキュウリ(胡瓜、C. sativus L.)があります。
メロンは園芸分野では果菜(野菜)とされていますが、青果市場での取り扱いや、栄養学上の分類[2]では果物あるいは果実と分類されます。
日本では贈答品として用いられることも多いですが、国によっては庶民的な果物です。
果実は多くの場合球形で、中心部に多数の種子を含み、表面は白色、緑色、黄色などで、ネット(網目)が生じるもの(ネットメロン)と生じないもの(ノーネットメロン)とがあります。ネットメロンは1本のつるから1個しか生らないのです。ネットメロンは受粉してから食べ頃までの日数が決まっています。
ネットとはかさぶたのようなもので、果実の成長期での果肉と表皮の伸長率のずれによって生じるひび割れを塞ぐ役割をします。

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